同世代の人

朝のどんよりした曇り空から午後になって日差しが出てきた。
アーチェリー日和、勝手に決めている。今日も練習に行こうかな。
昼食を早めに済ませ、アーチェリー場へ。

受付を済ませドアを開けると同世代の人が一人、こんにちは!と挨拶。
見た事のある人だ。

弓を組み立て、射るまで無言。しばらくすると若い夫婦が入ってきた。

射場には全部で4人。一斉に弓を射る。

矢取りの後、同世代の人に言葉をかける。私が受けた教室の先輩にあたる人だった。腕の筋を痛め1年間休んだこと、ポンドの弱いリムを使いリハビリを兼ねて練習していること。自分のプロフィール等を話した。
挨拶を境に今までの無言で一緒に練習していたのが嘘のように打ち解けた。
声をかけてよかった。

今日は矢の当たる位置が前回と異なる。サイトを修正。これを射るたびに微調整。段々的の赤に矢がまとまってきた。
まあいいか、

私達の射る場所の天井と網の間に鳩が数羽、糞を落とす。
若い夫婦の男性が鳩に向け水鉄砲で追い払っていた。
同世代の人と顔を見合わせクスっと笑う。

今日は話をしたことのない人と知り合いになれてよかった。

若い夫婦がすでに帰り、私も帰ろうと道具を片付け、ドアを開けたときに
振り返り、また会いましょうと言葉をかけたら、ニコッと微笑んでくれた。

今日は来てよかった〜。そんな気持ちになりました。