ベル〜

ベル、ベルよ〜。
君が亡くなった時刻に玄関で声を聞いたよ。
来てくれたんだね。
もうあれから4年たったよ。
今、どこにいるのベル。

虹の橋の物語を友達に教えてもらってお父さんもお母さんも救われましたよ。

ベル、チャチャは知っているね、まだ小さいチャチャが散歩の仕方を知らないから後ろから押してあげて教えていたね、お父さん見ていましたよ。

ベルの後にココーンが来ました。色が白いのでお父さんは「まゆ」から
ドイツ語でココーンとつけました。ベルと一緒でやさしい子です。

ベル〜ありがとう、私達は君のことを忘れない。


虹の橋から

ママ、もう泣かないで

大好きなママ
ぼく、虹の橋に来たよ
もうどこも痛くないよ
もう何も苦しくないよ
動物の神さまに抱かれているの

ママ、もう泣かないで
ママが泣いているとぼくも悲しいよ
ママと一緒だったあの日
あの春も、あの夏も
ぼくはいつも幸せだったよ

ママ、後悔なんかしないで
自分を責めたりしないで
「早く気づかなくてごめんなさい」
「もっとこうすればよかった」
「ああしなければよかった」
って、そんなふうに思わないで

ママ、いいことだけ思い出して
楽しかったよね、あの日
笑ったよね、あの時
ママとぼくは、幸せを与えあってたんだね

ママ、とっても寂しかったら
次の子をお迎えしてあげてね
ぼくはやきもちなんて焼かないよ
その子はぼくの代わりじゃなくて
別々に可愛いんだって
ぼく、ちゃんと知っているよ

ママとその子が楽しく過ごして
ママがもう一度笑ってくれたら
ぼくは安心してここで待っていられるの
だから笑顔で暮らしてね

ママ、もう泣かないで
ぼくはずっとママの心に住んでいるの
そしてずっと先のある日
ママと会えることを知ってるの

だから、ママ、もう泣かないで